こんにちは、「REGAL WOMEN銀座店」の斉藤です。

  前回からずいぶん時間が経ってしまったのですが、4月に開催された「Built to Order System」受注会の作品紹介の続編です。


 今回ご紹介する2足もかなり個性派ですよ。まず、1足目は東京にお住まいのK様。この靴、コンビネーションカラーなんですが、おわかりになりますでしょうか? 実はトゥキャップ、レースステイ、カウンターに受注会期間限定素材の「青み」の強いネイビーの革を、それ以外の場所にややグレイ掛かったベジタブルタンドキップのネイビーをあしらっています。パッと見はコンビに見えないけれど、実はよく見るとコンビという通好みの配色です。写真ではわかりにくいのですが、素材感も違っていて面白いのです。お渡し当日はグレイッシュな水色のコットンパンツを履いていらしたのですが、それがこの靴と良く合っていて、とても涼しげだったのを覚えています。ちなみにこの靴、甲革は非常にシックな色でまとめられているのですが、底はすごく鮮やかな青(絵の具の青みたいな色)なんですよ!


  そして2足目は、当店にて5足のビスポークシューズをオーダーされたお客様からご紹介のK様。 アメリカンタイプのロングウイングチップですが、素材はダークブラウンのアニリンカーフにブラウンのスーパーバックスエードというカジュアルな組み合わせ。一見すると普通のカジュアルシューズなのですが、良く見ると、アニリンカーフが非常に繊細な感じなので、上品なクラシックさを醸し出しています。 また、これは予想していなかったのですが、スエードとのコンビネーションなので、アンティーク仕上げが施されておらず(スエードが汚れるのを防ぐため)、そのためにいつもだと染まっている穴飾りの断面がはっきりと革の地の色のまま残っており、アクセントになっているのです。お渡し当日にお履きだった色の濃いデニムとの組み合わせは、非常にクラシックでまさに「古き佳きアメリカ」といった雰囲気でした。 


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 7月になりましたら、今度は工房九分仕立ての受注会作品が出来上がってくると思いますので、そちらもご紹介できたらと考えています。


 ところで、当サイトをご覧の方にはご存知の方も多いと思いますが、さまざまな分野のプロフェッショナルの方々が執筆しているサイト「All About」の靴コーナーで有名な飯野高広氏が本を執筆されました。その名も「紳士靴を嗜む」。 内容は紳士靴の構造からフィッティング、コーディネイトなど多岐にわたっており、これ1冊で「足」と「靴」の知識を深めることができるという優れ物です。実は先週、まだ刷り上ったばかりの本を大事そうに抱えてご来店され(その日に届いたばかりの本だったのです!)、表紙の写真を見せるなり、「この靴わかりますよね?ねっ!」と突然の謎解き。その表紙には、トップラインの穴飾りしか写っていないものの特徴的な靴が...紛れも無い弊社の○○○○! 何が写っていたのか気になった方は今すぐ書店へ行ってみてください。 本日(6月18日())より店頭に並んでいますので。

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