こんにちは、「REGAL TOKYO」の斎藤です。当店では、まもなく「シェットランドフォックス」のパターンオーダー受注会(2月18日(金)~27日(日))が開催され、その後「Built to Order System」受注会(3月18日(金)~27日(日))、「工房職人の九分仕立て靴」受注会(4月8日(金)~17日(日))とオーダー会が続きます。 そこで、今週は靴をオーダーする際に、悩むことの多いつま先の形状を代表して、「ラウンドトゥ」と「スクエアトゥ」を取り上げてみたいと思います。

 わかりやすい例として「Built to Order System(以下、BOSと省略)」で見てみますと、BOSの場合どちらも非常にベーシックな形状をしています。特に「スクエアトゥ」は、あまりエッジが立っていない「セミスクエアトゥ」とも言うべき形状で、とても英国的な雰囲気を持っています。

 「ラウンドトゥ」もつま先が尖りすぎず、非常にコンサバティブ...という訳で、時々「どっちが仕事向きなの?」なんて質問を受けることがあるのですが、正直言ってどちらでもOKなのです。ただ、個人的に「このスタイルにはこちらのつま先!」というものがあるとすれば、フルブローグやセミブローグでドレッシーにスーツで合わせるのなら「ラウンドトゥ」、ジャケットでカジュアルに合わせるのなら「スクエアトゥ」がしっくりくると思うのです。そんな2つのスタイルを実感していただくために作ったのがこれらのサンプルなのですが、「ラウンドトゥ」の方は甲革にアニリンカーフのダークブラウンを使用し、底の仕様はレザー・シングルソールです。この組み合わせだと、どちらかというと小振りに見えるBOSの「ラウンドトゥ」が薄いシングルソールと落ち着いた甲革の色のおかげで、とてもドレッシーに見えるのです。

20110128_2.jpgのサムネール画像

  それに対し、「スクエアトゥ」の方は甲革にアニリンカーフの少し明るいブラウンを使用し、底の仕様はレザー・ハーフミッドソールです。こちらの組み合わせになると、同じアニリンカーフを使用したセミブローグが俄然スポーティになってきます。ボリュームのある「スクエアトゥ」が底の厚みと甲革の明るい色でとてもカジュアルに見えてくると思うのです。ところが、これが、外羽根のプレーントゥやモンクストラップシューズ、チャッカーブーツになると、「スクエアトゥ」の方が都会的な雰囲気になるのが不思議なところなのです。特に、当店限定素材「エンボスドクロコダイル(型押しクロコ)」の黒で作るとこれらのデザインは、すごくシャープな印象になりますよ。

 私の拙い文章でこの微妙なニュアンスが伝わりましたでしょうか? 全然分らないので、かえって探究心を刺激されてしまったという方、また純粋にBOSに興味を持たれた方などお気軽にご来店ください。「REGAL TOKYO」の2Fでは現在37足の素材サンプルをご用意していますので、気になる組み合わせの靴を発見できるかもしれませんよ。
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