こんにちは、REGAL WOMEN銀座店の斉藤です。


先週は新デザイン「タッセル」と「ビット」をご紹介しましたが、今週はそんなBuilt to Order  System(以下、BOSと省略)の「既製靴には無い楽しみ方」について触れてみようかと思います(先週の前振りから、今週はシェットランドフォックスの新作だろうと期待した方、ごめんなさい...もう少しお待ちください)。


 BOSは、パターンオーダーなので、デザイン、サイズ、アッパー素材、底材、ライニングカラーなど色々なオプションが選べるのですが、それだけにテーマというか「こんなのが欲しい!」というものがお客様の中で決まっていないと、いざオーダーしようという時に迷ってしまうことがあるんですね。 まあ、そんな時は販売スタッフに全て「丸投げ」して頂ければ良いのですが、折角ですから皆様の「理想の1足」をご自分でプロデュースするのはいかがでしょう?


 そこで、最初に決めておきたいテーマなのですが、たとえば...

・とにかく自分の足にぴったりの靴が欲しい

・自分のワードローブにしっくり合う靴が欲しい

・誰も履いていないような靴が欲しい


こんなテーマが思いつくと思うのですが、それぞれについて具体例を挙げながら説明していきましょう。


 まず、「自分の足にぴったり合う靴」なのですが、これがオーダーといえども簡単ではないのです。 BOSでは11種類のレングス(足長)に3種類のウィズ(足囲)があり、さらにデザイン、素材によっても微妙な違いが出てきます。 そこで、ざっくり「肉付きのよい、甲の厚みのある方」、逆に「肉付きの薄い、甲の薄い方」でご説明しますと、前者は「内羽根レースアップ」、後者は「外羽根レースアップ」が合うことが多いです。 意外に思われる方も多いかもしれませんが、つま先~甲の立ち上がりのあたりについては「外羽根」のレースアップシューズの方が低いのです。 ただし、アメリカンタイプについては外羽根でも若干ゆとりが出ますのでご注意を。 それから素材についても、「コードバン」は他の革よりやや大きく出来上がったり、と微妙な違いがありますので、この辺はスタッフにお尋ね下さい。 やや投げやりになってしまいましたが、このフィッティングについては、足の形が千差万別な以上、どのデザイン、木型、素材が良いかは合わせてみるまでわからないところが多いので、「自分の足にぴったり合う靴」をお探しの方は、デザインについては曖昧?な姿勢でご来店ください。


 次に「自分のワードローブにしっくり合う靴」ですが...これも難しいですね。 そんなことを言っていたら始まらないので、きわめて個人的な見解を申し上げます。英国調またはクラシコイタリア調(って今も言います?)のスーツには、内羽根キャップトゥもしくは内羽根セミブローグ、素材は黒のボックスカーフかダークブラウンのフレンチアニリンカーフあたりが手堅いですね。 また、典型的なアメリカントラディショナル(Ⅰ型、いわゆる3つボタン段返り中ひとつ掛けってやつですね)にはアメリカンタイプの外羽根プレーントゥもしくは外羽根フルブローグ、タッセルなんかもいいですね。 そして素材はやはり黒のボックスカーフとワインのフレンチアニリンカーフやスコッチグレインレザーなんかも良いのではないでしょうか? ノータイのビジネススタイルやカジュアルは...これまたスタッフにお尋ねいただいた方がいいですね。 もう、際限がありませんから(笑)。


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  最後に「誰も履いていないような靴」。 これは色々思いつきますよ。 たとえば、カーキの水染めコードバンの内羽根キャップトゥ。 コードバン素材の内羽根レースアップシューズってなかなか無いですよね。 あと、エンボスドクロコダイルのアメリカンタイプ・プレーントゥ。 そう、要はきわめて定番性が高かったり、「このデザインにはこの素材!」という風に組み合わせが固定化されているデザインに、一味違う素材を組み合わせると、個性的な靴が出来上がるのです。


 こんな感じに、どんな靴がオーダーしたいのかがある程度決まっていると、我々販売スタッフもお手伝いしやすいので、お時間のある方は夜、お休みになる前にでも考えてみてからご来店されることをおススメします!

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