こんにちは、REGAL TOKYOの斉藤です。


 さて、今回は昨年の10月に行われた「工房職人の九分仕立て パターンオーダーフェア」の続報をお届けしたいと思います。 


大変お待たせいたしました。 ようやく受注いただいた靴が完成いたしました! ご注文いただいたお客様は、さぞ首を長くしてお待ちのことだったかと思いますが、ようやくお渡しできる運びとなりました。 木型の修正、パターンの作成、製甲、釣り込み、掬いを手がけた職人の方々、底付けを行った工場の方々、今回の受注会の企画、調整、などをして下さった方々には感謝感謝です。


 そこで、このたび完成した靴の中から、僭越ながら、私の靴を紹介させていただきます。 なぜなら今回の受注会の売りであった「木型の修正」の恩恵を一番受けたのが自分の靴なのです。 その修正がいかほどのものかは、既製品の九分仕立てと見比べていただければ一目瞭然です。 とても同じベース木型から作られたとは思えません(笑)。 



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 具体的には非常に足幅の広い自分の足に合わせ、小指の付け根から先端にかけて大幅に肉を盛り、さらに親指の側にも肉を盛るという大手術の結果、出来上がったのがこの形です。 さらに今回、木型を担当した職人、田尻氏のアイデアにより、あえて中底のウエストをあまり細くせず、中底自体を縦アーチの形状に合わせて盛り上げるという実験を試みてあります...もちろん注文主の私には無許可ですが(笑:当店では職人と販売スタッフの信頼関係?からスタッフのオーダーに関しては、時々このような実験が行われるのです。 うまくいったら、お客様の靴にも反映されますよ!)。 


それはともかく、出来上がった靴はすばらしいものでした。 田尻氏の試みた中底のアーチ支持も具合がよく、自分にとっては最高の1足になりました。 デザインはB901(内羽根タイプ)をベースにしながら、アイレットを6から5に変更、カウンターに切り替えを配し、素材にはボックスカーフをベースに羽根まわりにネイビースウェードと、少し遊んでみました。 自分では結構かっこいいと思っているのですが、いかがでしょう? 


 ここまで読んで、工房職人の九分仕立ての素晴らしさの一端でもわかってくださった方、「でもREGAL TOKYOが閉店したらもう入手できないじゃないか!」などと落胆なさらないで下さい。 当店閉店後も銀座1丁目にありますREGAL WOMENの2Fにてビスポーク、Built to Orderともどもちゃんと展開しますからご安心を。

 

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