こんにちは、工房の田沼です。


今回は、靴底を作っていく際に使う「コテ」についての話です。


靴底に使う革は、タンニンでなめされていて元々硬いのですが、包丁で形を整え、ガラス、細かいペーパーヤスリでさらに形を整えた後に、「コテ」をかけて仕上げていきます。「コテ」を程良い温度に熱し、グッグッと力を入れてかけていきます。するとコバの形はさらにしっかりと形成され、靴底の革もより引き締まっていきます。


また、コテには飾りをつけるためのものもあります。写真のものは、コバにギザギザを入れる「コテ」や底面などに唐草模様を入れていく「コテ」などで、靴に更なる深みを与えてくれます。


「コテ」をかける工程はみるみる靴の表情が変わっていくので、とても面白く、私にとっては好きな工程の一つです。


革に「コテ」をかけて、革を引き締めつつ綺麗にしていく。こんな事を発見し、やり方を考えた昔の人はやっぱりすごいなぁ とあらためて作業をしながら想っています。

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